茨城労働局からのお知らせ
~平成29年度全国安全週間の実施について~
全国安全週間は、昭和3年に初めて実施して以来、「人命尊重」という崇高な基本理念の下、産業界での自主的な労働災害を図ることを目的に、一度も中断されることなく続けられ、今年で90回目を迎えます。
茨城県内の労働災害は長期的には減少傾向にありますが、近年は増減を繰り返す状況がみられ、平成28年の休業4日以上の死傷者数は2,845人で、26名の尊い人命が失われています。
これらの要因としては、基本的な安全管理の取組が労働者に徹底されていないこと、第三次産業においては多店舗展開企業等の傘下の店舗等に安全担当者がおらず、労働災害防止活動が低調となっていることなどが考えられます。
このような状況を踏まえ、更なる労働災害の減少を図ることを決意して、平成29年度の全国安全週間は、
「組織で進める安全管理 みんなで取り組む安全活動 未来へつなげよう安全文化」
をスローガンに展開することといたしました。