(下角茨城労働局長ご挨拶)

     第72回を迎えた全国労働衛生週間行事の一環として、労働災害の撲滅と職場の労働衛生管理水準の一層の向上を期して、令和3年度茨城県産業安全衛生大会が去る10月6日(水)、茨城県産業会館において県内6つの労働災害防止団体が主催し、茨城県、茨城労働局、(一社)茨城県経営者協会、日本労働組合総連合会茨城県連合会の後援、茨城産業保健総合支援センターの協賛をいただき開催されました。

 例年は、安全衛生担当者以外の従業員や家族の皆様誰もが参加できる特別講演等の企画を設けて、幅広い参加を呼び掛けていましたが、本年度は昨年度に引き続き、新型コロナウイルス感染拡大の状況を踏まえて、事前に参加登録をお願いするなど感染症拡大防止対策を徹底し、一般参加を見合わせ規模を縮小し関係者に限って、また部屋を複数使用しての分散・中継による表彰式のみを実施いたしました。大会には、令和3年度安全衛生に係る表彰者を主に計74人の方々の参加をいただきました。

 開会に先立ち、労働災害による殉職者の方々に哀悼の意を表して参加者全員による黙とうが行われました。その後、表彰式に移り、特に顕著な安全衛生活動を行っている事業場やこれまで安全衛生活動に功績のあった個人をたたえ、茨城労働局長及び各労働災害防止団体の長からの表彰状の授与が行われました。

 ご来賓として茨城労働局下角局長様、田中労働基準部長様、土田健康安全課長様にご出席いただき、下角局長様からご祝辞を賜りました。また、茨城県大井川知事様、茨城県経営者協会寺門会長様、日本労働組合総連合会茨城県連合会内山会長様からメッセージを賜りました。

 最後に、関係者が労働災害の防止と「安全」、「健康」、「快適」な職場づくりに全力を挙げて邁進することを誓う大会宣言案が読み上げられ、採択されて大会が終了しました。